面白い数字・事実

  1. 平均的なアメリカ人は一日4時間TVを視聴し、それ以上の時間つけっぱなしにしている。ドイツ、イギリス,フランスでは一日平均3時間。MTVの視聴者の場合,インターネットによって食われた時間は睡眠,友達とのおしゃべりなどで、TV視聴時間にはあまり影響を与えなかった。
    楽しくて,お金の取れるTVコンテンツは、賭け事、ゲーム,投票(Big Brother という有名な番組がある)。まあまあいけるのは、ニュースの選択,スポーツハイライトシーンの選択。全然だめなのは、物販,サッカーでお気に入りの一人の選手を追いつづけるようなもの。 イギリスでBSkyB がインタラクティブTVから得た2001年の第2半期で得た収入91milポンドのうち、53%が賭け事からだった。フランスでも同じような傾向がみられる。TV番組のなかで、電話投票を促すと結構乗ってくる。イギリスで Pop Idol といういう視聴者が審査員になるテレビタレントコンテストを行ったとき,9mil 人の投票が行われた。前年度のイギリスの総選挙における若年層の総投票数より多い。
    アメリカ世帯の 90% がビデオを持っているが,テレビの視聴時間中、録画したビデオを見ている時間は4% に過ぎない。これはビデオの予約操作が難しいこと、忘れることなどが理由。ビデオの主な用途はレンタルをみることで、そのためDVDにとって変わられつつある。PVRによって、視聴者がさまざまな番組に分散するのではなく,むしろみんながみている特定の番組をより多くの人が異なる時間に見るようになってきている。
    TiVo はアメリカで 38万世帯しかsubscriber がいない。BSkyB の同様のサービスは1万世帯にとどまる。 アメリカの CATV で 150 チャンネル受信できる世帯について、EPGチャンネルは最も良く視聴されるチャンネルのトップ10に入る。また、平均一日80回EPGチャンネルが視聴される。
    アメリカでは過去10年間、CATVのチャンネルの増加による競争の激化にも関わらず,トップ10のケーブル局は変動しなかった。また、ネットワーク局(NBC,CBS, ABC, Fox, WB, UPN)にトップ10のケーブル局を加えると 90% の視聴率となり、この数字はここ数年変わっていない。そのため、弱小テレビ局やニッチ狙いのTV局は視聴者を集められず、トップ局以外が広告を集めることは困難で,経営が苦しい。
    ドラマは最も制作にコストがかかる番組になっている。報道番組に比べて4倍程度かかる。しかし、アメリカ人は報道番組より4倍良く見る。昨今、ハリウッドの映画は堅い線を狙うようになりクリエイティブでなくなってきており、テレビのほうがよりクリエイティブな番組をつくるようになってきた。アメリカでは,テレビ産業は映画産業の6倍の規模。
    (The Economist. Apr.13, 2002)
  2. J-Phone の写メールを使っている数は,2001年末で 245万人,全加入者数の 22% (2001.12.17 日経コミュニケーション).この値は2002年3月で400万を突破した.ただし,実際はそれほど使われていないという話(imode なみか?)も...
  3. DVR (Digital Video Recoder) が発表された1999年,Forrester Research は「2005年までに5千万台が普及する」と予測した。ところが,2001年までの3年間で,TiVo, ReplayTV, UltimateTV すべてあわせて35万台しか売れていない。VTRは全米で年間3600万台売れている。(グローバルメディア産業の未来図 光文社新書 より)

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