ひょうたん(瓢箪)

--- 自然から人類への偉大な贈り物 ---

なぜ,いまひょうたんなのか?

流麗な自然の造形美.チャーミングなくびれ.これ以上の説明が必要だろうか?

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ひょうたんとは?

日本名: 瓢箪(ひょうたん),瓢(ひさご,ふくべ),葫廬(ころ=ふくべ)

英語名: gourd (gourd にはへちまやかんぴょうなども含まれる.いわゆる瓢箪型のものは bottle gourd)

瓢箪の瓢はひさご,箪は竹製のまるい飯櫃.ウリ科のつる性一年草.ユウガオ の変種.雌雄同株.7月頃白い花が咲く.全体に毛があり,葉は心臓形,掌状 に浅裂果実にはくびれがあり,成熟すると果皮が硬くなる.アジアまたはアフ リカの熱帯原産.果実を鑑賞用・工芸用にする.

瓢箪の歴史

瓢箪は人類が始めて利用した植物の一つであると考えられており,有史以前か ら世界中で育てられていたと考えられている.温帯および熱帯地方に興った現在知られているすべての文明で利用されていたようだ.瓢箪はこわれやすく, 腐食しやすいため,間接的な証拠は多く見受けられるものの,今日まで残って いるものは少ない.しかし,現存するいくつかの瓢箪細工は各大陸で発見され ており,また時間的にも何千年の幅を持って分布している.

もっとも古い瓢箪の痕跡は北アメリカからマストドンの化石といっしょに見つかっている.人類の生活に関連して発見された瓢箪は,紀元前10,000年ごろと 見られるペルーのアヤクホ遺跡,紀元前10,000年から7,000年ごろのメキシコ のオカンポ洞窟,紀元前11,000年ごろのフロリダのゲインズヴィレから見つかっ た種と破片などが最古のものであると考えられている.その他にもフロリダの さまざまな考古学調査から瓢箪の種や破片が見つかっている.またミシシッピ川中流の地域では紀元前 3,000年から2,000年ごろから栽培されていることが 確認されている.これは同地域で農耕が始まってから,もっとも早く育てられた植物であるようだ.

植物学者はアフリカで多種の野生瓢箪種を発見している.このことから瓢箪の原産地はアフリカであると見られている.1954年にカリフォルニアで行われた研究は,アフリカから海流に乗って中央・南アメリカおよびフロ リダに流れ着いた可能性を示した.ポリネシアでは、火山灰とさんご礁が土の主成分で、粘土質の土や鉄が少ないため、ひょうたんの利用が盛んだった。特にハワイで盛んであり,さまざまな食器,楽器などが作成されている。

瓢箪からヨーグルト

東アフリカのマサイ族はサバンナの戦士として知られているが、そのパワーの源はヨーグルトらしいことが家森幸男京大名誉教授の調査で分かった(毎日新聞2003.5.28で紹介)。マサイ族は毎朝搾りたての牛乳を「キブユ」と呼ばれる瓢箪に入れ、2,3時間牛を追ってサバンナを歩くと独特の瓢箪ができる。大塚製薬の研究室の分析によれば、そのヨーグルトから「LP1」という植物性乳酸菌やポリフェノールが見つかった。これは、柴漬けやキムチに含まれる乳酸菌で、ヨーグルトに含まれる例としては初めて。

ひょうたんにまつわることわざ

ひょうたんにまつわる物語,歌

生活のなかのひょうたん

その他


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